農家の声を形に!~日之影町発!アナグマ対策を実証中~

更新日:2021年12月06日

日之影町大人地区のかんしょ畑で、9月から、複合柵(ネット柵+電線)によるアナグマ対策の実証に取り組んでいます。

農家からの「アナグマからかんしょを守りたい!」との声を受けて始まったもので、役場や西臼杵支庁等からなる「地域特命チーム」で実証方法を検討し実現しました。

実証に用いた技術は、通称「楽落くん」(下記リンク参照)。地面と平行に張った高さ30cmのネット柵をアナグマが乗り越えようとすると、5cm上の電線が待ち構え、感電により侵入を防ぎます。棚田4筆17アールの四方を200メートルの柵で囲うのには、15人で2時間ほどを要しました。

実証結果は今年度中にとりまとめる予定で、獣害防止対策の効果が期待されます。収穫したかんしょは日之影町の酒造会社へ全量出荷される予定です。

日之影町大人地区のかんしょ畑でアナグマ対策の実証中

複合柵(楽落くん)を用いたアナグマ対策(イメージ)

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