スマート農業とは?
「スマート農業」とは、「ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用する農業」のことを言い、ICTやロボットなどの先端技術を農業分野に導入することにより、無人化・省力化や規模拡大・生産性を図り、農業の担い手や労働力不足の解消に加え、熟練農業者の技術伝承の観点からも、必要不可欠なものとなっています。
宮崎県では、令和元年12月に「みやざきスマート農業推進方針~ひなたスマートアグリビジョン~」を策定し、目指す将来像の実現のため、3つの視点で推進しています。
【目指す将来像】
- 誰もが取り組める農業を目指した「農業のユニバーサル化」を実現
- 超省力・高効率で高収益な農業を実現
- 中山間地域など条件不利地域での持続可能な農業を実現
【3つの視点】
- 情報の収集と発信や、マッチングの機械の創出、スマート農業を学べる環境の創出によって、スマート農業を知る機会を作ります。
- スマート農業の実証や本県に適した技術・機器等の開発により、スマート農業を試す機会を作ります。
- スマート農業を使いこなす人材の育成や、技術に対応した農地等の基盤整備の推進、スマート農業の普及・定着に向けた推進体制を整備していきます。
「みやざきスマート農業推進方針~ひなたスマートアグリビジョン~」には、スマート農業技術を活用した営農体系モデルや技術の紹介、導入事例の紹介等が掲載されています。地域の状況に応じてこれら情報をご活用ください。
「みやざきスマート農業推進方針」について(令和元年12月策定)
詳細についてはこちら
みやざきスマート農業推進方針~ひなたスマートアグリビジョン~ (PDFファイル: 8.6MB)
スマート農業推進ロードマップについて(令和3年9月策定)
令和3年度より第八次宮崎県農業・農村振興長期計画(以下、「長期計画」)がスタートし、「新防災」と「スマート化」をキーワードに「持続可能な魅力あるみやざき農業」の実現を目指しています。特に、生産振興の上で欠かすことができないスマート農業の推進については、令和元年度に「みやざきスマート農業推進方針」を策定するとともに、長期計画でもその活用が多く盛り込まれているところです。
本資料では、長期計画の実現、なかでもスマート農業技術の活用を推進するため、特に重要な分野にターゲットを絞り、「具体的な実施内容」及び「実施時期」を記載したロードマップを作成しました。ロードマップに記した内容を着実に進めるとともに、策定後も、先進的な農業者や民間企業等と意見交換を通して、その進捗状況や現場ニーズに沿った内容に見直しながら、本県におけるスマート農業の現場活用を推進していきます。
スマート農業推進ロードマップ (PDFファイル: 2.8MB)