刈払機(草刈機)の作業中の事故に注意!
刈払機(草刈機)による事故の現状について
独立法人国民生活センターに刈払作業中の事故情報が多く寄せられています。
刈払機による死亡事故者数は、毎年10人前後で推移しており、使用にあたっては使用者本人だけでなく周囲の方も注意が必要です。
<事故事例>
・転倒により刈刃に接触
・刈払作業中に別の作業者が接近して刈刃に接触
・キックバックにより周囲の作業者に刈刃が接触
・刈刃に絡まった異物を取り除く際に回転しはじめた刈刃に接触
・刃の破片の飛散による受傷
・作業者の脇を通った人に飛散物が当たり受傷 等
使用にあたっての注意事項
・取扱説明書を確認して使用方法や注意点を理解し、機器の点検を行って正しく使用しましょう。
・刈払作業に適した服装、装備を整え作業を行いましょう。
・刈払作業をする際は、地面の異物を除去し、15メートル以内に人がいないことを確認してから開始しましょう。
・刈払作業中は滑りにくい作業靴を使用するとともに、他の作業場所に移動する際には周囲の状況を確認し、刈刃が回転していない状態にしてから移動しましょう。
・刈払作業中の作業者に近づかないようにしましょう。作業者に近づく必要がある場合は、視界に入るよう前方から近づくか、刈刃が届かない範囲から笛などで大きな音を立てて接近を知らせましょう。
・キックバックを避けるために往復刈りや大ぶりを避け、障害物が多い場所ではナイロンコードカッターを使用しましょう。
・刈刃に草などが絡まって回転が停止した際は、必ず刈刃が回転しない状態にしてから除去しましょう。
関連ページ
1 動画による注意喚起
2 文書による注意喚起
刈払(草刈)作業中の事故に関するテスト結果(独立行政法人国民生活センター) (PDFファイル: 3.9MB)
更新日:2024年09月11日