「見える化」宮崎県内の漁港・漁場整備について

更新日:2024年05月31日

漁港・漁場整備事業の「見える化」について

国において、令和4年度を初年度とする新たな漁港漁場整備長期計画が作られました。その中では「漁業関係者にとって、地域の漁港・漁場の将来像を見据えた活動が可能となるよう、漁港・漁場整備事業の『見える化』の推進を図ること」が揚げられています。その趣旨に沿って、宮崎県の漁港・漁場の整備事業がどのように行われるのかを御紹介します。

漁港の整備について

水産流通基盤整備事業

水産流通基盤整備事業

県内の流通の拠点となっている漁港において、水産物の品質確保や衛生管理対策の向上、陸揚げ・集出荷機能の強化等に資する施設整備を行います。

水産生産基盤整備事業

水産生産基盤整備事業

浅海域における漁場、藻場・干潟、養殖場と密接に関連する漁港について、水産物の安定供給を目指し、水産資源と連携した整備を行います。

漁港施設機能強化事業

漁港施設機能強化事業

近年の台風や低気圧の大型化及び大規模地震や津波に対する漁港や背後集落の安全対策として漁港施設の機能強化にかかる整備を行います。

水産物供給基盤機能保全事業

水産物供給基盤機能保全事業

施設の老朽化とともに、更新の必要性から、計画的な取り組みにより、施設の長寿命化及び更新コストの平準化・縮減を推進し、施設の機能保全対策を実施します。

漁場の整備について

水産環境整備事業

水産環境整備事業

日向灘に来遊するカツオ・マグロ類の更なる高度利用を図るため、表層型浮魚礁を増設するなど漁場の再編整備による生産性の高い漁場づくりを推進します。

漁村の環境整備について

漁村整備事業

漁港及び漁場の水域環境と漁業集落の生活環境の改善を図るために行う雨水又は汚水の排水に必要な施設及びこれに付帯する処理施設の整備又は改築を行います。

海岸の整備について

高潮対策事業

高潮対策事業

海岸沿いの地域を、高潮、津波、波浪等による被害から守るため、海岸保全施設の新設・改良を行います。