日向灘沿岸藻場ビジョン

更新日:2023年10月25日

日向灘沿岸藻場ビジョンの概要

〈対象海域〉日向灘沿岸

〈藻場の変遷〉本県沿岸については、概ね平成10年までに大規模な藻場の衰退が起こり、その後も回復しない磯焼け状態が継続し、現在まで低水準で推移していると考えられる。

〈藻場の回復・維持の基本的な考え方〉本県沿岸においては、植食動物の過剰な採食が主要な磯焼け継続要因であるため、藻場造成指針では植食動物の食圧を低減し、低い状態を維持し続けることが藻場の回復・維持の基本と位置づけられており、この考え方に基づいて、各地域で藻場の保全活動(ソフト対策)が実践されている。本ビジョンでは、この活動の効果をいっそう高めるため、保全活動により藻場が回復・維持されている海域に生育基盤を整備し、ハード・ソフト一体的な対策の実施により藻場の拡大を図るものとする。

〈目標〉藻場保全活動を継続して行うことで保全区域周辺の藻場の拡大・維持を図り、令和3年度の推定藻場面積738haに対して、令和8年度673ha、令和13年度616haの藻場を維持することを本ビジョンの目標とする。

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