暑さに強く品質の高い米を目指した品種比較試験開始🌾

更新日:2026年06月16日

新しい米の品種を生産する場合、土壌や気候など地域の栽培特性や品質を踏まえて検討する必要があるため、各地で現地試験を実施し、複数年の結果をもとに品種を選定しています。東臼杵北部農業改良普及センターにおいても、毎年、試験田を設置しておりますので紹介します。

🟠近年、問題となっている米の高温障害と対策🔍

米の栽培では、温暖化により「ヒノヒカリ」などの品種で高温障害によって粒の充実が不十分で白く濁る「乳白粒」の発生が問題となっています。高温障害を防ぐには水管理などの対策以外に、猛暑でも高い品質を保つことができる「高温耐性品種」の育成が進められています。宮崎県においても、14年をかけて「南海189号」を育成。昨年、販売に向けた品種名が「ひなた舞」に決まり、現在、普及拡大に努めています。

🟠東臼杵北部農業改良普及センターでの現地試験📝

この「ひなた舞」に続く、優れた品種を選抜するため、今年度から高温により強いと予想される品種「南海194号」を新品種候補として試験を開始します。6月4日に延岡市行縢にて、「南海194号、ひなた舞、ヒノヒカリ」が比較できる試験田を設置しました。今後、「ヒノヒカリ」や「ひなた舞」より優れた特性を発揮できるか、県として奨励できる品種であるかを調査していきます。もしかしたら近い将来、皆さんの食卓に並ぶかも知れませんね。

新しい米の品種誕生までに、交配や選抜を繰り返し、現地試験を経ながら10年以上もかかりますが、その長い育成期間に驚かされる人も多いと思います。また、「ひなた舞」の完成がゴールではなく、より優れた品種開発に取り組んでおり、今後の宮崎ブランド米の発展に是非、期待してください✨

(編集:東臼杵北部農業改良普及センター 河野・日高)

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東臼杵北部農業改良普及センター
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