【東臼杵北部】悲願の全国茶品評会産地賞獲得に向けて
毎年、茶の生産技術向上などを目的として全国茶品評会が開催されています。本品評会は、生産者が産地PRにもつながる「農林水産大臣賞」や「産地賞(同一地域生産者3名の審査合計得点が一番高い市町村が受賞)」の獲得を目指す、集大成ともいえる舞台です。今回、釜炒り茶部門への出品に向け、延岡市の生産者が総合農業試験場茶業支場にて茶葉の形などを整える調整作業を行い、普及センターがその支援を行いましたので紹介します。

ふるいによる調整作業
🟠調整作業とは?🍵
全国茶品評会では、出品された茶葉(荒茶)の形、色や香などの項目を審査して、評価されますが、項目毎に基準があります。
例えば、形では茶葉がきれいに揃っているか、色は均一になっているか、香りや味は茶種ごとの特性が出ているかなど、細かく規定されています。
そのため、調整作業では、茶種の特徴を最大限に引き出せる状態を目指して、ふるい等を用いて茶葉の形などを調整していきます。

香りと味の品質を確認
🟠調整作業の支援💁♂️
調整作業は、単に形を揃えるだけではなく、香りや味、淹れたときの色を確認しながら、茶葉に応じた最適な調整をすることが重要です。
そのため、普及センターやJA、延岡市等で構成する茶技術員会や試験場も技術支援を行っています。
例えば、ふるいの使い方次第では、全く違った形状になります。また、茶葉の香りや味を確認し、的確に評価しながら作業を進めていくことが重要です。

釜炒り茶の水色(出品茶)

釜炒り茶の外観(出品茶)
今回、品評会出品13年目になる緒方武彦さんは「作り手の愛情は必ずお茶の生育(出来)を左右するから、おだやかな気持ちで取り組んでいる。」、同じく出品者の甲斐透さんは「個人での受賞も狙っているが、地域の皆様の支えがあって、ここまできた。恩返しをするためにも、産地賞をとりたい。」と意気込みを語ってくれました🔥
普及センターで茶を担当する椎葉技師は「今年度は、昨年度の反省を活かして摘採方法や製茶方法も改良し、生産者も納得のいく仕上がりとなった。また、普及センターと関係機関の連携した支援が、生産者の意欲向上や産地全体の技術向上に繋がっている。」と話しており、佐賀県で行われる品評会の結果が楽しみです✨
(編集:普及センター日高、椎葉)
この記事に関するお問い合わせ先
東臼杵北部農業改良普及センター
〒882-0854
宮崎県延岡市長浜町1-1713
電話番号:0982-32-3216
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更新日:2026年07月22日