【東臼杵北部】全国有数のシキミ産地をさらなる高みへ!大幅な省力化をもたらすドローン防除
皆さん、シキミを知っていますか?シキミは仏壇や墓前に供える枝葉として用いられ、延岡市北川町は全国有数のシキミ産地ですが、担い手の高齢化とともに防除作業(薬剤散布)の省力化が課題となっています。理由は、シキミの大半は山間部の傾斜地で栽培され、薬剤散布が手作業であることから、生産者の大きな負担となっているからです。このような中で、ドローンによる薬剤散布の現地実演会を生産者や関係機関が連携して行いましたので紹介します。

シキミ

シキミ(拡大)
🟠北川町での現地実演会🚁
これまでドローン防除の現地試験は行ってきていますが、ドローン防除に対する生産者の理解を促す目的で、7月15日、北川町のシキミ園地4箇所においてドローンによる薬剤散布の実演会を行いました。実演会は、北川町しきみ部会と関係機関が協力して行い、ドローン防除は地元の受託事業者でもある延岡スカイサービスに協力をお願いしました。
🟠ドローン防除の課題📝
東臼杵北部農業改良普及センターでは、これまで北川町しきみ部会、延岡市、JA等とも連携して、ドローン防除実証や受委託体制構築に向けて取り組んでいますが、問題となるのが、生産者のドローン防除の効果に対する理解です。これまでの現地試験で、ドローン防除の効果があることは確認していますが、生産者が効果に半信半疑であることも事実。そのため、少しでも多くの生産者にドローン散布の状況を見てもらうため、複数箇所での実演を行ったところです。

ドローン防除の様子

散布区域の確認(左:普及センター職員)

ドローンを見守る片岡部会長(右側)
🟠関係者の声🎤
北川町しきみ部会の片岡薫部会長は「不安を感じている生産者も多く、年間を通した防除効果の検証が必要。防除作業の省力化が図れれば、他の管理作業に充てることができ、経営面でも効果が期待できる」、また、作業を行った延岡スカイサービスの代表である甲斐淳一社長は、「手作業で散布すると1時間半かかることもあるが、ドローンだと5分で終わり負担軽減につながる」と話されていました。
普及センターでシキミ支援を担当する藤元副主幹は「今後、シキミ園地でドローン防除の実用化が進むことで、薬剤散布にかかる労力が軽減され、それがシキミ生産者の意欲向上につながるのでは」と話しており、今後の普及拡大が期待されます❗
(編集:日高、藤元)
この記事に関するお問い合わせ先
東臼杵北部農業改良普及センター
〒882-0854
宮崎県延岡市長浜町1-1713
電話番号:0982-32-3216
ファックス番号:0982-32-3234
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更新日:2026年07月30日