串間市SAP農園パパイヤ収穫祭！

串間市で「SAP農園」の収穫祭が行われました！

串間市SAP会議では、毎年市内中心部近くに「SAP農園」を設置、近隣保育園児を招待して「収穫祭」を開催するなど、食農教育の機会を提供してきました。

これまでは、串間特産の「かんしょ」を作付けして、「芋掘り」の収穫体験を実施していましたが、今年はなんと新たな取組として「パパイヤ」の作付けにチャレンジし、初めて「青パパイヤ」の収穫祭が行われました。

11月20日(木曜日)、近隣の3つの保育園から収穫祭に招待された園児たちは、SAP会員から収穫の方法を教わった後、自分たちの顔ほどのの大きさに育った青パパイヤの収穫に果敢に挑戦。この日は保育園関係者約60名が参加、収穫した果実は200kgにも及んだそうです。

青パパイヤ（露地パパイヤ）はまだまだ珍しい農作物ですが、その貴重な体験を通して、少しでも食べ物や農業の事に興味を持ってもらえれば良いと思います。

パパイヤをSAP農園に植え付けたのは今年の4月半ば。5月くらいまで最初はゆっくりと育っているように感じましたが、夏になるとぐんぐん伸びて、秋には人の背を越えるほどに育ち、次々と実をつけた青パパイヤが収穫できました。冬になると寒さで枯れてしまうので、また次の年は新しい苗を植えるそうです。

ちなみに、青パパイヤは煮ても焼いてもおいしく、生でサラダにもできるそうです。様々なレシピがネット上にもありますので「パパイヤ」「料理」などのキーワードで検索してみてください。

宮崎県では、青年農業者による学習集団を、Study for Agricultural Prosperity（農業繁栄のための学修）の頭文字を取ってSAP（サップ）と呼んでいます。 SAPでは、会員が自らの学修と実践の積み重ねによって、魅力ある農業経営を確立するために活動しています。