農薬を正しく使いましょう!(農薬危害防止運動)

更新日:2023年07月19日

    6月から8月にかけては、農作物等に病害虫が発生しやすく、その防除のために農薬を使用する機会が多くなります。宮崎県では6月1日から8月31日を「農薬危害防止運動実施期間」と定め、農薬による事故の防止を目的に、農薬の適正販売、安全かつ適正な使用及び保管管理、使用時の周辺への配慮などを推進します。

    農薬は、除草や殺虫、殺菌などに効果を発揮する反面、使い方などを誤ると人や動物の健康、あるいは周辺環境に影響を及ぼすおそれがあります。農薬の使用や保管に当たっては、以下の点に注意し、事故を防ぎましょう。

農薬の使用や保管に当たっての主な注意点

使用時の注意点

  • 病害虫の早期発見に努め、定期的に散布するのをやめたり、農薬の使用回数と量を減らす
  • 容器に表示されている使用方法や使用上の注意事項をよく読んで、正しく使う
  • 散布するときは、マスクや保護眼鏡などを着用する
  • 散布する場所の周辺環境に配慮し、事前に近隣の人に、使用目的や日時、農薬の種類などをよく知らせておく
  • 家畜、農作物などに被害を及ぼさないよう、農薬の飛散(ドリフト)に注意する
  • 土壌くん蒸剤の処理期間中は必ずポリエチレンフィルムなどのシートで地表面を被覆する
  • 散布中や散布後に体調が悪くなった場合には、医師の診察を受ける
  • 作業後は体をよく洗い、衣服を着替える。また散布当日の飲酒は控える
  • 使用履歴の記帳を徹底する

保管・管理についての注意点

  • 残った農薬や散布機具を洗った水などを、河川や排水溝などに流さない
  • 空容器はよく水洗いし、適正に処理する
  • 子どもの手の届かない場所に鍵を掛けて保管する
  • 誤用や誤飲、誤食を避けるため、農薬やその希釈液をペットボトル、ガラス瓶など別の容器に移し替えない
  • 農薬が盗難に遭ったり、紛失したりした場合は、すぐに最寄りの警察署に通報する

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