令和6年春の農作業安全確認運動が始まりました!
宮崎県では、令和6年3月1日から5月31日まで「春の農作業安全確認運動」を実施いたします。
目的
令和4年の全国の農作業死亡事故数は238人となっており、本県においても6名の尊い命が失われています。
死亡事故の要因としては、「農業機械作業に係る事故」が全体の63.9%と前年同様高い状態が続いております。
農業機械作業に係る死亡事故の要因としては、「機械の転落・転倒」が47.4%と約半数を占めています。
また、就業者10万人当たりの死亡事故者数は11.1人と増加傾向であり、他産業に比べて高い状態が継続しています。
年齢別にみると、65歳以上の高齢者の割合が86%と、極めて高い水準で推移しています。
このため、春の農繁期を迎えるにあたり、乗用型トラクター等における死亡事故防止に重点をおき、シートベルト・ヘルメットの着用を促進するとともに高齢農業者の事故防止を図るため、関係機関と連携し春の農作業安全に取り組みます。
期間
本県では、農作業の繁忙期である春(3月~5月)と秋(9月~10月)に「農作業安全確認運動」を実施しています。
令和6年3月1日~令和6年5月31日は、春の農作業安全確認運動期間です!
農作業安全のポイント
・機械に乗るときはシートベルトとヘルメットを着用し、降車時はエンジンを確実に止める。
・作業は2人以上で行う。万が一1人で作業をする場合は必ず携帯電話を所持する。
・傾斜や道幅に注意する。
・家族や周りの人など、地域全体で注意を呼び掛け合う。
農業者のための労災保険の特別加入制度
労災保険は本来、労働者の負傷、疾病、傷害、死亡などに対して保険給付を行う制度ですが、加入義務のない農業者の方も、一定の要件のもとに特別加入という形で任意加入できます。
参考情報については、以下のリンクから御参照ください。
更新日:2024年03月01日