令和6事業年度施設園芸セーフティネット構築事業について
10/15 省エネ加速化特例の受付を開始しました。
施設園芸業を営む皆様へ
農林水産省は、計画的に省エネ化に取り組む施設園芸産地を対象に、燃料価格が一定基準を上回った場合に補填金を交付する「施設園芸セーフティネット構築事業」を実施しています。
A重油の価格の全国平均価格は、令和6年8月以降も110円/ℓ以上で推移するなど、依然として価格高騰が続いています。
本事業を活用して、近年の燃料価格高騰に備えませんか?
【申込開始】省エネ加速化特例について
令和6事業年度施設園芸セーフティネット構築事業のうち、「省エネ加速化特例」制度が新設されました。
更なる省エネ化に取り組み、燃料価格高騰に備えましょう!
※本特例の適用には、施設園芸セーフティネット事業とは別に申込が必要です。
特例概要
ヒートポンプ等の化石燃料を使用しない加温機(以下「省エネ機器」)を導入し、省エネ機器導入前の燃料使用量と比較して3年間で50%以上削減する目標に取り組む場合に、補填対象数量を100%(※)まで引き上げを行います。
(※)補填対象数量の引き上げには、上限があります。購入数量の累計が削減目標数量を超える部分については、通常の70%とします。
加入要件
特例適用の事業初年度に省エネ機器を導入する者又は既に省エネ機器を導入している者で3年間で燃料使用量を50%以上削減する計画の作成をすること
※セーフティネット構築事業へ加入してからまだ50%以上の燃料を削減出来ていない者が対象
申請必要書類
・省エネ加速化特例取組計画(別紙様式10号)(Wordファイル:34KB)
・省エネ機器導入が確認できる書類(ヒートポンプの写真及び領収書類等)
・基準量、目標使用量の算定方法を確認できる資料
・省エネルギー等対策取組計画(別紙様式2号)(Wordファイル:57.9KB)
特例期間
令和9事業年度まで
特例適用を希望する任意の年度(令和6年度~令和8年度)で申込みすることで、一人一期(最大3年間)の支援が受けられます。
1.令和6年度に申込みする者→令和6年度~令和8年度(3年間)が特例適用対象
※令和6年度セーフティネット構築事業に加入申請した者に限ります
2.令和7年度に申込みする者→令和7年度~令和9年度(3年間)が特例適用対象
3.令和8年度に申込みする者→令和8年度~令和9年度(2年間)が特例適用対象
※令和8年度に申込みする者は、特例適用は2年間ですが令和10年度まで50%削減する省エネ計画に取り組みます
申込期限
【申込先】
最寄りの市町村、または宮崎県農業協同組合各地区本部
【申込期限】
11月8日(金曜日) ※県協議会への提出締め切り
※受付締め切り期間については、申込先(市町村、宮崎県農業協同組合)で異なりますので、確認の上申込みください。
施設園芸セーフティネット構築事業について
事業内容
国と農業者が1対1で積立てを行い、燃料価格が一定基準を上回った場合に補填金が交付されます。農業者の皆様が負担した積立金は事業終了後に還付されます。(掛け捨てではありません)
事業の詳細は、事業主体ホームページ(外部リンク)をご確認ください。
加入要件
3戸以上の施設園芸農家又は農業従事者5名以上で構成する農業者団体等で、3年間で燃料使用量を15%以上削減する計画(省エネルギー等推進計画)を作成すること
対象期間
令和6年10月から令和7年6月までの間から選択
対象燃料
施設園芸(野菜、果樹、花きの栽培)の用に供するA重油、灯油、LPガス、LNG
基準単価
【基準単価】
A重油 88.9円
灯油 94.2円
LPガス 115.5円
LNG 58.2円
※月の燃料平均価格が発動基準価格を超えた場合に、購入数量の70%を補填対象数として補填金が交付されます。
※補塡金=補塡単価(月の燃料平均価格ー発動基準価格)×当月燃料購入数量×70%
特例制度について
月の燃料平均価格が発動基準価格を超えた場合に、購入数量の70%を補填対象数量として、補塡金が交付されますが、下記特例制度が適用されることで、補填対象数量が段階的に引き上げられます。
※下記特例制度を適用するための申込は不要です。
○急騰特例制度
月の燃料平均価格が急騰特例価格を超えた場合は、補填対象数量が100%まで引き上げられます。
【急騰特例価格】
A重油 124.5円
灯油 132.0円
LPガス 162.7円
LNG 93.5円
※補塡金=補塡単価(月の燃料平均価格ー発動基準価格)×当月燃料購入数量×100%
○低温特例制度
寒冬の場合の特例として、九州南部地域の月の気温が平年の平均気温を下回る場合、その差に応じて下記のとおり、補填対象数量が段階的に引き上げられます。
(1)九州南部地域の当該月の平均気温が平年比-0.1℃以上-0.5℃未満の場合、補塡対象数量を80%まで引き上げ
(2)九州南部地域の当該月の平均気温が平年比-0.5℃以上-1.0℃未満の場合、補塡対象数量を90%まで引き上げ
(3)九州南部地域の当該月の平均気温が平年比-1.0℃以上の場合、補填対象数量を100%まで引き上げ
公募期間及び申込先
令和6事業年度施設園芸セーフティネット構築事業の公募は終了しました。
関係規則
施設園芸等燃料価格高騰対策業務方法書(PDFファイル:305.2KB)
(令和6年10月8日改正)
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更新日:2024年10月15日