令和6年度全国優良経営体表彰における農林水産大臣賞の受賞について
1 全国優良経営体表彰について
農林水産省及び全国担い手育成総合支援協議会の共催で、経営改善部門、生産技術革新部門、6次産業化部門、販売革新部門、担い手づくり部門、働き方改革部門の6部門において、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績をあげた農業者を表彰するもので、農林水産大臣賞、農林水産経営局長賞、全国担い手育成総合支援協議会会長賞が授与されます。
2 受賞者の概要
(1)受賞者
株式会社宮﨑茶房
(2)受賞内容
農林水産大臣賞(販売革新部門)
(3)経営品目
茶
(4)受賞のポイント
・株式会社宮﨑茶房は平成19年の法人化を契機に、釜炒り茶を中心に自社及びOEM受注向けの茶製品の開発・販売を本格化させました。また、茶園と製茶工場の有機JAS認証を取得し、仕上げ茶商品の製造設備の整備や研究機関等が取り組む烏龍茶・紅茶の製造機械開発に協力する中で新製品開発の強化を図り、商品の多様化を実現しています。
・これまでの国産烏龍茶葉では実現できなかった色や香りなどの特徴を持つ茶葉製品をいち早く開発し、新たな消費者需要の掘り起こしと市場価値を創出しています。
・自社茶園には25を超える品種を導入し、それらの品種を活用した釜炒り茶、烏龍茶、紅茶等の商品アイテムを多数揃え、マーケティング活動により他社商品と差別化を図っています。
・販売面では消費者との交流を重視した経営戦略を掲げ、茶園見学や製茶体験も行い、口コミやSNSを通じた顧客の創出にも積極的に取り組んでいます。
3 知事への受賞報告
令和7年1月22日にSAGAアリーナ(佐賀県)で表彰式が行われ、1月29日には河野知事へ受賞を報告しました。河野知事は受賞に対するお祝いの言葉とともに「今後も地域、お茶づくりのリーダーとして活躍してください。」と激励の言葉を与えるとともに、宮﨑茶房の烏龍茶を「華やかな香りが広がりすっきりとした味わいでおいしいです。」と味合われていました。



更新日:2025年02月26日