令和7年春の農作業安全確認運動を実施中です!
宮崎県では、令和7年3月1日から5月31日までの3か月間「春の農作業安全確認運動」を実施しています。
農作業事故の発生状況
全国では令和5年度に農作業事故で236名の方が亡くなっており、宮崎県においては令和5年度に6名、令和6年度(3月現在)に6名の方が亡くなっています。
農林水産省によると、農作業死亡事故の中でも「農業機械作業による事故」が約60%を占めており、農業機械作業の死亡事故の要因としては「機械の転落・転倒」が約40%となっています。


労働者死傷病報告(厚生労働省調べ)によると、農作業事故の発生割合は、経験期間が3年以下の方が過半を占めており、また、年齢が50代以上で高まる傾向にあります。


農作業安全のポイント
・機械に乗るときは必ずシートベルトやヘルメットを着用しましょう。
・家族や周りの人など、地域全体で呼びかけ合いましょう。
・作業はなるべく2人以上で行いましょう。万が一1人で作業をする場合は必ず携帯電話を所持して作業を行いましょう。
・作業環境に危険箇所がないか確認し、改善・整備を行いましょう。
・気温が上昇する時期に入るため、熱中症に注意しましょう。
農業者のための労災保険の特別加入制度
労災保険は、本来、労働者の負傷、疾病、傷害、死亡などに対して保険給付を行う制度ですが、加入義務のない農業者の方も、一定の要件のもとに特別加入という形で任意加入できます。
参考情報については、以下のリンクをご参照ください。
関連ページ
→農業機械ごとの安全ポイントや事故事例などの情報が掲載されています。
→トラクターやコンバインの安全対策に係る動画が掲載されています。
農作業安全対策動画視聴リンク:宮崎県総合農業試験場 (PDFファイル: 89.8KB)
→農業法人等を対象に、経営改善にも役立つ農作業安全対策動画が掲載されています。
更新日:2025年03月31日