宮崎県農業経営指導士を委嘱しました
農業経営指導士について
農業経営指導士は、農業改良助長法に基づき、知事が地域の先進的農業者に委嘱するもので、西臼杵支庁及び各農林振興局(農業改良普及センター)の普及指導員と協力し、農業者の経営改善や地域農業の振興のための活動を行います。
農業経営指導士の役割・活動内容
- スマート農業等新技術導入や新品種の実証、助言
- 新規就農者や青年農業者、女性農業者等への指導、助言
- 農業法人の育成、経営管理への指導、助言
- 集落営農や中山間地域の振興に係る取組への指導、助言
- 試験研究機関等と連携した技術改良、行政関係機関等への施策に対する意見
委嘱者の概要
地域の農業や農村のリーダーとして活動している先進的な農業者78名
- 地域別内訳:中部地域12名、南那珂地域9名、北諸県地域7名、西諸県地域11名、児湯地域12名、東臼杵北部地域10名、東臼杵南部地域9名、西臼杵地域8名
- 部門別内訳: 稲作9名、野菜27名、果樹12名、花き6名、茶5名、畜産19名
任期
令和7年4月1日から令和10年3月31日までの3年間
委嘱式の様子
令和7年5月26日(月曜日)に宮崎県庁において委嘱式を開催しました。委嘱式には農業経営指導士37名、関係者36名が出席し、河野知事が各地域の代表者に委嘱状を交付しました。河野知事からは、「地域の農業を持続的に発展させていくために、皆様が培われてきた高品質なものを作る技術を未来へ継承していただきたい」と激励の言葉がありました。また、農業経営指導士を代表者して日南市の田村通康様が「農業者一人ひとりが自立した農業の実現に向けて邁進できるよう支援します。また、先人達が守り育ててきた農業・農村を次の世代に継承していくために普及指導員と協力して活動を展開していきます」と力強い誓いの言葉を述べられました。



更新日:2025年06月24日