令和7年秋の農作業安全確認運動を実施中!

更新日:2025年09月01日

 宮崎県では、令和7年9月1日から10月31日までの2か月間「秋の農作業安全確認運動」を実施しています。

目的

全国では毎年約240名の方が農作業事故で亡くなっており、本県でも令和3年に8名、令和4年に5名、令和5年に6名、令和6年に6名の尊い命が失われています。

令和5年の死亡事故の要因を見ると、農業機械による事故が全体の約63%を占めており、そのうち、約40%が機械の転倒・転落が要因となってます。

このようなことから、稲刈り等の秋の農繁期を迎えるにあたり、乗用型トラクター等における死亡事故防止に重点を置き、シートベルト・ヘルメットの着用を促進するとともに、農作業事故防止を図るため、関係機関と連携し秋の農作業安全確認運動に取り組みます。

要因別の死亡事故発生状況(令和5年)
農業機械事故による死亡の要因(令和5年)

期間

本県では、農作業の繁忙期である春(3月~5月)と秋(9月~10月)に「農作業安全確認運動」を実施しています。

令和7年9月1日~10月31日までは、秋の農作業安全確認運動期間中です!

農作業安全のポイント

・機械に乗るときは必ずシートベルトやヘルメットを着用しましょう。

※道路運送車両の保安基準改正により、乗用型トラクターのシートベルト着用が義務化されます(適用日:令和9年1月1日)

乗用型トラクターでの道路走行時おけるシートベルトの着用の義務化について(PDFファイル:1.3MB)

・家族や周りの人など、地域全体で注意を呼びかけ合いましょう。

・作業はなるべく2人以上で行いましょう。万が一1人で作業をする場合は必ず携帯電話を所持して作業を行いましょう。

・作業環境に危険箇所がないか確認し、改善・整備を行いましょう。

農業者のための労災保険の特別加入制度

労災保険は、本来、労働者の負傷、疾病、傷害、死亡などに対して保険給付を行う制度ですが、加入義務のない農業者の方も、一定の要件のもとに特別加入という形で任意加入できます。

参考情報については、以下のリンクからご参照ください。

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農業普及技術課  普及企画担当

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