耕種農業の生産拡大に向けた取組(SSR運動の展開)について

更新日:2022年09月16日

概要

担い手の高齢化や減少が進む中、県では、第八次宮崎県農業・農村振興長期計画に耕種農業産出額を平成30年の1,189億円から令和7年に1,287億円に拡大させる目標を立て、達成に向け取り組んでいるところです。

耕種部門の拡大を図るには、単収向上や規模拡大による生産性向上等を通じて、個々の経営体で適正に所得が確保され、拡大再生産が可能となることが必要です。

このため、主要品目について、生産性向上をはじめとした産地振興の考え方をまとめた「品目別振興方針」を作成するとともに、これらの振興方針が農業者まで幅広く浸透し、県内の産地・品目の関係者が実現に向けて一体となって取り組む機運を醸成するため、今年度から新たな取組として、耕種農業産出額100億円アップ「SSR運動」を展開しています。

品目別振興方針

本県の強みを発揮できる重点品目を絞り込み、収量目標をはじめとした産地の目指す姿や、生産者の目線にたった取組とそれをサポートする関係者の取組を明確にしたものです。

〇品目別振興方針

冬春きゅうり(PDFファイル:485.7KB)

冬春ピーマン(PDFファイル:447.5KB)

さといも(PDFファイル:689.3KB)

※他品目は順次拡大

SSR運動の展開

耕種農業の産出額100億円アップに向け、「施設園芸の収量向上」、「水稲経営の規模拡大」、「露地園芸の作付拡大」の3つを包括し、その頭文字をとって、「SSR運動」と銘打って、取り組んでいます。

具体的には、施設園芸:経営のデジタル化・スマート化、水稲経営:農地の大区画化や担い手の確保、露地園芸:耕種版インテグレーションの拡大などを中心に、必要な取組・対策をJAグループや市町村等と一体となって支援します。

詳細はこちら(PDFファイル:2.7MB)

 

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