スイートピー新品種を育成しました(総合農業試験場 花き部)

更新日:2024年01月21日

県総合農業試験場において育成したスイートピー新品種(5品種)の出荷が始まりました

1月21日は「スイートピーの日」。

本県では、スイートピーやデルフィニウム、ラナンキュラスなどの新品種を育成し、県内各地で栽培されております。

なかでも、スイートピーは国内生産量の約半分を占める日本一の産地です。

これらの新品種は、県内28戸の農家で生産が開始されており、関東の卸売市場などに、合わせて148万本程度の出荷を見込んでいます。

 

今回、新たなオリジナル品種が加わることで、スイートピーの付加価値が高まり、輸出拡大等にもつながることが期待されますので、これからも、日本一の産地として、安定した生産体制を構築し、農家の所得向上に取り組んでまいります。

【県庁本館1Fで総合農業試験場花き部育成品種 展示中】

 

県総合農業試験場において育成した、スイートピーの新品種(5品種)の出荷が、本年度から始まりました。

5つの品種のうち、「恋(こい)かすみ」、「藤(ふじ)かすみ」、「詩(うた)かすみ」は、刷毛目状(はけめじょう)の斑紋(はんもん)を有する品種で、珍しい模様であるため、高い需要が期待できます。

↑「さくやひめ」は、天候が悪い条件でも蕾が落ちにくい特徴を有する品種で収量の安定化が期待できる品種です。

↑「ムジカ式部」は、当県オリジナル品種で知名度の高い「式部」と同じ花の色でありながら、巻きひげが無く作業の省力化が期待できる品種です。

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