農地の排水対策検討手順書
収益性の高い作物への転換や土地生産性の高い農業を展開するためには、排水不良等により裏作が困難な農地の汎用化が不可欠です。
このため、宮崎県では、地域毎の土壌や地下水位等を把握し、土壌と作物の関係性等から導入品目に応じた排水対策工法の選定・検討や、排水機能が低下しているほ場での暗渠排水管の安価で手軽な維持管理手法の確立に取り組んできました。
今回、以上のことを踏まえ、農地の汎用化に向けた対策手引き書として、「農地の排水対策検討手順書」を策定しました。
目次
- 排水不良地の現状と課題~排水対策の基本的な考え方
- 排水不良ほ場における診断~湿田・湿畑対策検討手順
- 水田の排水性の診断(具体例)
- 土壌硬度計による判定と田・畑土壌の目標値
- 表面排水対策における留意事例
- 地下の通気性や排水性改善における留意事例
- 基盤整備による強制排除における留意事例
- 土層種別に応じた暗渠排水工法判定表
- 暗渠排水工法選定
- 暗渠排水維持管理手順
- 土壌調査
- 土壌物理性の分析
- 参考資料
- 参考 調査事例
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更新日:2022年11月25日