畑かんマイスター 高橋一生さん

更新日:2023年05月31日

栽培品目:花き、アスパラガス、キャベツ、セロリ等
たかはしいっせいさん

1.水利用事例

・施設花きの栽培において、きめ細やかなかん水により、生育の調整を行っている。

・アスパラガスにおいては、しっかりとした大きな立茎にするために、かん水や堆肥等の混和で水を利用している。

・キャベツやセロリに関しては、定植直後に断続的なかん水を行い、活着を促している。

2.畑かんの効果で期待していること

・施設花きの栽培には水が不可欠であり、畑かん水で成り立っている。

・畑かん水が来る前は簡易水道を使ってかん水していたため、水の使用料金が高かったが、畑かん水が来たことでかん水にかかる経費が1/5~1/6ぐらいになった。

・畑に関しては、より水利用効率の高い作物が作れるにようになった。

・キャベツでは、生育期のかん水により生育が促進され、2週間程度収穫が早まった。また、虫の発生も若干抑えられているように感じる。

・セロリにおいても、かん水により生育が促進され、2,3週間程度収穫が早まったことで、他産地との競合に際して有利になったように感じる。

3.今後取り組みたいこと

・せっかく畑かん水が使えるので、より水利用効率の高い作物を見つけていきたい。

・畑かん水の効果的な使用により、市場の動きに合わせたタイミングで有利な出荷を行いたい。

(マイスターから一言) 動画インタビュー参照

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