渡り鳥の本格的なシーズンを前に高病原性鳥インフルエンザの初動防疫体制の確認を行いました

更新日:2021年11月11日

1 高病原性鳥インフルエンザに係る消毒ポイント予定地の巡回

動線や資材の配置を確認

高病原性鳥インフルエンザの発生に備え、職員が消毒ポイントの予定地を巡回しました。

 

児湯管内では、8カ所の消毒ポイント予定地を設けております。

その全ての予定地において、円滑な初動防疫体制がとれるよう、実際の発生を想定しながら、資材の配置や動線の確認を行いました。

動線や資材の配置を確認
動線や資材の配置を確認

2 令和3年度児湯地域家畜防疫演習の開催

高病原性鳥インフルエンザについて、諸外国での発生が確認されており、今年度も厳重な警戒が必要な状況であることから、万が一発生した場合に迅速な初動防疫が図れるよう、家畜防疫演習を行いました。

 

午前中は、宮崎家畜保健衛生所の沖吉技師より、県職員や管内市町村畜産担当者等に対し、諸外国での発生状況や初動防疫の流れについて説明がありました。

集合研修の様子

 

午後からは、木城町内の養鶏農場での発生を想定して、県、市町村が連携し、初動防疫(通報~防疫措置開始)の手順と連絡体制の確認を行いました。

 

演習では実際に現地に向かった先遣隊と現地対策本部とが、インターネットを利用して、現場の写真やライブ映像を共有しました。

先遣隊と情報共有する様子

先遣隊と情報共有する様子

先遣隊が埋却地を確認する様子

先遣隊が埋却地を確認する様子

 

 

近隣諸国を含めた諸外国での発生状況を鑑みると、今年度もウィルスの国内侵入が懸念されます。

万が一の発生に備え、巡回や演習を通して見つかった課題等を改善し、初動防疫を迅速に行えるよう、引き続き体制作りを行っていきます。

 

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