畜産公共事業を紹介します

畜産公共事業とは？

畜産公共事業では、草地等の飼料作付け基盤の造成又は整備や放牧地整備による省力的な放牧経営への転換により、飼料自給率の向上と併せ、牛舎等の家畜保護施設の整備を実施することで個々の農家の経営規模の拡大、安定化を図ることを支援します。また、地域の堆肥舎等の家畜排せつ物処理施設を整備することにより、家畜排せつ物の適正管理体制の強化、地域畜産農家の家畜排せつ物の有機質資源としての有効活用も可能です。

畜産公共事業は、主に1.畜産環境総合整備事業と2.草地畜産基盤整備事業に分けられ、それぞれの事業で、採択要件、補助率、取り組める内容が異なります。

1．畜産環境総合整備事業では、何ができるの？

畜産環境総合整備事業では、堆肥舎等の家畜排せつ物処理施設、堆肥の還元用草地の整備等により、畜産を核とした資源リサイクルシステムの構築を図ります。また、老朽化により機能の低下した堆肥センター等の家畜排せつ物処理施設（地方公共団体、農業協同組合等所有施設のみ）の再整備（建設当時の機能まで回復）により、施設の更新が可能です。

補助率【国：50％、県：事業内容により上乗せあり】

2．草地畜産基盤整備事業では、何ができるの？

草地畜産基盤整備事業では、農家の飼料自給率向上を図るため、草地の造成や整備、放牧用林地整備等の基盤整備のほか、牛舎等の家畜保護施設、堆肥舎等の家畜排せつ物処理施設の整備、農機具等の導入など自給飼料生産基盤と牛舎等の施設の一体的な整備が可能です。

補助率【国：50％、県：事業内容により上乗せあり】

事業の採択要件、補助率、取り組める内容の詳細については、下記にお問い合せください。

この記事に関するお問い合わせ先

畜産局畜産振興課
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宮崎県宮崎市橘通東2-10-1

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