《中部》県内最大級のため池!籾木ため池の改修工事を行います。(令和7年8月)
籾木ため池って、どんなため池?
東諸県郡国富町にある県内最大級の農業用ため池です。
およそ60ヘクタールもの広さの田んぼで使う水を貯めています。
大正4年(1915年)に造られてから、100年以上の長きにわたり、地域の大切な水源として、私たちの食卓を支える米づくりに貢献してきました。
堤体の高さ:23.6メートル(ビルでいうと7~8階建てぐらい!)
堤体の長さ:129メートル(サッカーグラウンドくらいの長さ!)
貯水量:約110万トン(25メートルプール約4,400杯分!)

なぜ、工事が必要なの?
ため池の「耐震性(地震への強さ)」について詳しく調査したところ、「もし大きな地震が起きた時に、堤体の安全が十分に保てない可能性がある」ということが分かりました。
そこで、今後も安心してため池を利用できるよう、地震に強く、安全な堤体に生まれ変わらせるための改修工事を行うことになりました。
今後の工事の進め方
工事は、段階的に進めていく予定です。
第1期工事として、令和7年3月から令和9年3月にかけて、株式会社藤元建設が「堤体上流側」(水が貯まっている側)の工事を行います。
令和7年8月現在、ダンプトラックの離合箇所設置等の仮設工事を行っており、8月末から池の水を抜く作業を行い、水抜き完了後に本格的な工事に着手する予定としています。
第1期工事完了後に「堤体下流側」や、大雨が降った時などにため池の水を流すための「洪水吐(こうずいばき)」の工事を行う予定です。
今後も工事の進捗状況を随時、ホームページ等で公開しますのでご確認ください。

工事計画平面図(オレンジ色着色箇所が第1期工事範囲)

堤体断面図(左側の着色箇所が第1期工事)
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更新日:2025年08月28日