【北諸県】都城茶の発展を祈願(献茶祭)

更新日:2025年10月09日

   10月1日、都城市神柱宮で都城茶の発展を祈願する「献茶祭」が開催され、生産者や茶商、関係機関など55名が参列しました。

   献茶祭では、神柱宮神前及び境内にある「都城茶の茶祖」といわれる池田貞記(いけだていき)翁の顕彰碑前で神事が執り行われ、今年の収穫に感謝を込めるとともに、都城茶の発展を祈願しました。

   都城茶振興会の大石朝治会長は「今年は海外需要もあり茶の景気がよかったが、安心せず、引き続き都城茶の発展のため、これからも茶業一体となって頑張っていきましょう。」と意気込みを語りました。

玉串奉納

玉串奉納を行う大石会長

池田貞記翁顕彰碑

池田貞記顕彰碑

【備考】献茶祭・池田貞記について

   献茶祭とは、収穫への感謝と都城茶の発展を祈願して執り行われる祭事で、「都城茶の茶祖」といわれる池田貞記(1733~1802年)の記念碑が1971年10月に神柱宮境内に建立されたことから、10月1日を「茶業記念日」として毎年開催されるものです。

   池田貞記は都城島津家の医師として仕えながら、宇治で最先端の製茶技術を学び、都城に茶産業を導入、銘茶(甘露・紅梅・白梅など)を創出した他、当時の桃園天皇に献上し、都城茶の振興に貢献した人物として知られています。

【都城市役所ホームページ】

https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/bunkazai/3627.html

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