安全・安心の有機農産物を消費者へ

更新日:2023年06月20日

新富町で有機農産物の生産に取り組まれている宮本恒一郎さんと意見交換を実施しました。

宮本さんと意見交換の様子

宮本さんは、持続可能な農業を目指して、水稲を中心に有機栽培に取り組まれており、農林水産省が行った令和4年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」有機農業・環境保全型農業部門において農産局長賞を受賞されました。また、令和5年4月に開催された「G7宮崎農業大臣会合」の食材も提供されています。現在は、有機米の台湾への輸出や有機農産物を活用した新商品開発、おにぎり屋の経営などにも取り組まれています。

宮本さんと現地視察の様子

宮本さんは、平成20年に、有機JAS認証を取得。有機の米作りは難しく、苦労した時期もあったそうですが、さまざまな人との出会いに救われたと話されていました。

 

現地も案内していただきましたが、周囲の水田と比べても遜色なく順調に生育している状況でした。雑草管理作業の実施時期がポイントの一つだそうです。

宮本さん有機ほ場

宮本さんの有機ほ場

周辺のほ場

周辺のほ場

有機ほ場生育状況

有機ほ場の生育

周辺ほ場の生育

周辺ほ場の生育

宮崎県では令和4年3月に「みやざき農水産業グリーン化推進プラン」を策定し、有機農業者、関係団体等のネットワーク構築や現場技術の検証などを通じて有機農業の普及を進めています。また、児湯農林振興局管内では高鍋町と木城町が連携して「オーガニックビレッジ(有機の里)」づくりに取り組んでいます。今後、宮本さんの培ってきた技術や知見を有機農産物など消費者ニーズ等に対応した高付加価値化等の取組や地域の活性化に生かしていきたいと思います。

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