「一ツ瀬川土地改良区設立50周年記念神事」が行われました
令和6年10月17日に一ツ瀬川土地改良区の設立50周年を祝して、関係者立会いのもと記念神事が行われました。
一ツ瀬川土地改良区は昭和49年(1974年)2月に設立されました。
土地改良区とは、農業水利施設の維持管理を担う団体で、農家が組合員となって組織され、農家の負担(「賦課金」や「夫役」)によって、農業水利施設を維持管理しています。
農業水利施設とは、頭首工(堰)、 用水路、ため池といった、農業のために水を利用する目的で設けられた施設の総称ですが、それらの農業水利施設は、農業用途以外に、川の水の流れを地域全体に面として広げ、うるおいのある農村景観を創り出し、多様な生き物を育むなど農業の多面的機能の発揮において非常に重要な役割を担っています。土地改良区が農業水利施設の維持管理を行うことで、かけがえのない地域資源である「水」と「土」 が守られ、育まれてもいるわけです。
一ツ瀬川土地改良区管内では、大規模かんがい事業により、畑台地に農業用水施設が整備されました。通水開始を契機に、施設園芸や露地野菜など収益性の高い農業が可能となり、本県はもとより全国的にも有数の優良農業地帯へと変貌しました。現在も、西都市、高鍋町、新富町及び木城町にまたがる約2,000haの広大な面積に農業用水が供給され、農地を潤し続けています。
一ツ瀬川土地改良区の設立50周年という特別な節目をお祝い申し上げるとともに、今後ますますの御発展を祈念いたします。
【記念神事の様子】
【理事長挨拶】
【会場の様子】
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更新日:2024年10月22日