【児湯】産地力アップに向けて~西米良ゆず収穫への挑戦~(令和7年12月)

更新日:2025年12月23日

柚子アップ風景
柚子アップ風景

児湯農林振興局では12月初頭に宮崎県農協果汁株式会社と合同で、ゆずの収穫作業を実施しました。


場所は西米良村の竹原ゆず団地。
山の斜面を切り開いて作られた広大なゆずの園地で、村役場の支援を受けた就農者がゆず栽培を行っています。

ゆず団地の風景

海外からの需要の高まり等も背景に、ゆずの需要は非常に高まっていますが、
ゆず団地の一部では綺麗に色付いたゆずが取り切れず、そのまま取り残される状況が続いていました。
【要因】
・広大なゆずの園地の管理に必要な労働力が不足している。
・斜面での作業が多く、収穫に非常に手間がかかる。
 

ゆずの木にとっては、実が取り残されたままでいることは生育にとって大きな負荷がかかります。

 


そこで

ゆず収穫の風景
ゆず収穫の風景
  • 取り残されているもったいない“ゆず”を出来るだけ採りきること
  • 収穫作業を依頼するにあたっての効率的な園地や作業手順を検討すること
  • 仕組みづくり(園地管理や労働力融通)に活かしていくこと

を目的として、村役場や農協果汁株式会社とも連携しながらゆずの収穫を試行的に行いました。作業は、時間あたりの収穫量(トン数)を把握し、課題や改善策を検討しながら進めました。

ゆず収穫の風景

 

高枝を剪定。ゆずの枝には鋭いトゲが無数にあり、剪定や果実の収穫はハードな作業となります。

特に剪定はきつい作業ですが、樹高を抑えることが今後の作業の効率化にとっては最重要です。

 

ゆず収穫の風景

 

宮崎県農協果汁株式会社には、実需者としての立場で収穫作業に参加してもらいました。企業(実需者)としては原料の安定的確保に、農家にとっては収穫期における労働力の補充に繋がらないかを検証していきます。

ゆず収穫の風景

 

2日間、各日10人程で作業して計約2トン(89コンテナ分)のゆずを収穫することができました。剪定によって樹高を低く管理していけば、作業効率もあがり収穫量はまだまだ増やせる余地があります。

ゆず団地の風景

樹高を整えながら収穫作業を行っていった園地

 

 

変化しつつある農業をとりまく状況を踏まえ、収穫体制や労働力などの課題と向き合い、今後の産地の隆盛に向けた園地づくりと仕組みづくりを進めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

児湯農林振興局
〒884-0002
宮崎県高鍋町大字北高鍋3870-1
電話番号:0983-22-1362
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