【児湯】「大河」を感じる 木城の農地(令和8年10月)

木城町中心部と西都市を結ぶ県道312号線。
(木城西都線)

農地が広がるその沿線に、
新たな標柱が姿を見せました。
「根白坂古戦場跡」の標柱。
木城町は、戦国期の九州の覇権を決定づける重要な決戦(第一次・第二次高城合戦)が行われた場所としても有名です。
この根白坂でも、戦国の世から天下統一へ時代が移ろう転換点となる決戦が繰り広げられました。
今年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公、豊臣秀長(秀吉の弟)も進軍してきています。(詳細は下の説明板)

標柱の矢印に従いながら、
動物よけの柵が張り巡らされた農地横を進んでいくと、古戦場に比定される地に新しい標柱を見ることができます。
何も残されていないようにも見えますが、激しい合戦が繰り広げられたであろう場所への想像を逞しくしながら歩いてみると
防御設備に用いられた?多くの石が転がっています。
目をひく石や、堀のような窪みもあります。
(手で支えている)旧来の標柱は朽ち果てる寸前
生い茂る木々の向こうには、島津軍の守っていた高城が眼下に見渡せたのではと思わされます。
標柱と併せて、新たな説明板(上の写真)も設置されており、戦国期の九州の動乱が感じられる貴重な資産となっています。
【参考】
・『九州の名城を歩く 宮崎・鹿児島編』岡寺良・竹中克繁・吉本明弘 編、吉川弘文館、2023年
・『高城戦記 九州の関ケ原はどのように戦われたか』山内正徳 著、鉱脈社、2008年
・「高城合戦ウォーキングマップ」木城町教育委員会
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更新日:2026年10月07日