児湯地区でお茶の消費拡大に向けたイベントを行いました
西都・児湯地区茶業振興協議会の活動紹介
私たち協議会は、お茶の生産技術の向上やお茶の魅力を発信する取組を行っている生産者の集まりです。11月~12月にかけて茶業発展のための研修会や講習会を行いましたので紹介します。
1.「茶業経営研修会」令和5年11月15日
生活様式の変化や多様化に伴いリーフ茶消費の減少、茶価の低迷、後継者不足など茶業経営が依然として厳しい状況が続いています。この窮地を脱するためには、これまでの慣習や常識にとらわれない積極的な姿勢が必要です。
そこで、無農薬栽培かつ有機肥料のみでお茶作りに取り組み、個性豊かなお茶生産を手がける「株式会社宮崎茶房」、6次産業を手がけ、女性の行動力、発想力の重要性に加え、逆算から考える経営手法を展開している「オーベルジュ CORASITA」に現地視察に出向き、新たなマーケットイン視点を養ってきました。
生産されているお茶の種類の多さに驚きました。
「オーベルジュ CORASITA」藤木さんの行動力と発想力に刺激を受けました。
2.「お茶の魅力」講習会(高鍋高校) 令和5年11月28日
将来のお茶の消費拡大を目的として、日本茶インストラクターを講師に招き、高鍋高校生活文化科3年生を対象に「みやざき茶」の魅力を最大限に引き出す急須での『お茶の淹れ方』を学んでいただきました。また、茶がらを利用した「ふりかけ」作りを体験し、SDGS視点も同時に養いました。
ペットボトル茶との味の違いだけでなく、お茶の種類による味の違いも学びました。
お茶の淹れ方だけで無く、淹れ終わった茶がらを利用したふりかけを作りました。
3.「お茶の魅力」講座(JA児湯女性部高鍋支部) 令和5年12月8日
日本茶インストラクターを講師とし、「JA児湯女性部高鍋支部」(茶生産者以外)を対象に「お茶の魅力」を伝える講座を始めて開催しました。
ペットボトル茶の手軽さが消費者に指示される中、リーフ茶の良さを再確認するため、おいしいお茶の淹れ方や様々な種類のお茶の特徴を学習していただきました。急須で淹れるお茶の良さを再認識していただくことができました。
いろいろな種類のお茶を飲み比べてみました。
毎日飲んでるお茶も淹れ方次第でおいしくなることを知っていただきました。
この記事に関するお問い合わせ先
児湯農林振興局
〒884-0002
宮崎県高鍋町大字北高鍋3870-1
電話番号:0983-22-1362
ファックス番号:0983-23-4446
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更新日:2023年12月21日