大きくなったら、また会おう! ~沿岸資源の持続的な利用を目指した漁業者の取組について~

更新日:2021年07月21日

児湯農林振興局地域農政企画課 農政推進担当(水産)の業務と、漁業者の取組の一部を御紹介します。

宮崎県の水産業の目標(第六次宮崎県水産業・漁村振興長期計画)の一つに、“高度な資源管理体制による沿岸資源の持続的な利用”を掲げています。

この目標に対する具体的な取組の一つとして、県では漁業者や漁業協同組合、市町と協力して、(一財)宮崎県水産振興協会が生産しているヒラメやカサゴの稚魚を各地で放流しています。

管内では、今年も6月に、都農町漁業協同組合で約3万尾、川南町漁業協同組合で5.6万尾のヒラメの稚魚を、それぞれの港から出港して数分の場所に放流しました。児湯農林振興局の水産担当職員も現場に同行し放流方法や放流場所のアドバイスを行っていました。

今回の放流のように、漁業者や関係者は、沿岸資源を持続的に利用し、皆さんに魚を安定供給するため、様々な資源管理の取組を行っています。

もしかすると、皆さんが何気なく食べているヒラメは、漁業者が放流したヒラメが成長したものかもしれませんね。

ヒラメの稚魚

ヒラメの稚魚

漁船へ稚魚を積み込む様子

漁船へ稚魚を積み込む様子

放流の様子その1

放流の様子

放流の様子その2

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