児湯地域家畜防疫演習で初動防疫を確認
高病原性鳥インフルエンザの発生が早くも国内で確認される中、児湯地域で発生した場合に迅速な初動防疫を実行するため、家畜防疫演習を行いました。
午前中は集合研修を行い、宮崎家畜衛生保健所の兼田主任技師と吉田技師より、県職員や管内市町村畜産担当者へ、国内外での発生状況や防疫作業ついて説明がありました。
また、防疫作業を安全かつ衛生的に実施するため、若手職員向けに防護服の適切な着脱について演習を行いました。
集合研修
防護服着脱演習
午後からは、高鍋町内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したと想定し、県、市町村が連携して、連絡体制や初動防疫(通報~防疫措置開始)の手順を確認しました。
演習では、現地に向かった先遣隊と現地対策本部がインターネットを利用し、ライブ映像や写真による密な情報共有を行うことで、不測の事態への速やかな対応が可能となっています。
先遣隊とライブ映像で情報共有
先遣隊からの写真で埋却地の状況を確認
国内外の発生状況から、今シーズンは既に発生リスクが高い状態にあります。
万が一の発生に備え、今回の演習で見つかった課題を改善し、初動防疫を迅速に行えるよう、体制を強化していきます。
更新日:2022年11月01日