【南那珂】11月3日(日曜日)に「日南かつお一本釣り漁業体験広場」がありました。
30年連続漁獲量日本一を誇り、日本農業遺産に認定されている「日南かつお一本釣り漁業」の歴史や文化を「聞いて・作って・味わう」ことのできる体験学習会が開催されました。
当日申し込みもあり大人・子供あわせて25人の参加がありました。
「かつお一本釣り漁業の話を聞こう」では
現役のかつお一本釣り漁船の船主から「カツオの群れの移動に合わせて3~4月は鹿児島~沖縄近海、5~6月は千葉県沖、7月~は北海道~東北沖合で漁をすること」「カツオの群れを探すために海鳥(カツオドリ)を目印とすること」など日頃は聞けない話あり、参加者からも「一人前になるには何年くらいかかるのか?」「カツオが一番美味しい時期は?」「何本くらい竿を用意しているのか?」など沢山の質問がありました。
漁船の形状や装備についての説明の様子
説明を交えながら操業の様子の動画を鑑賞
「シャモづくり体験」では
赤や黄色に色づけされた鳥の羽を束ねて思い思いに針にくくりつけ、シャモ(擬餌針)を作りました。
擬餌針をシャモと呼ぶ理由は「○○だから」など、ココでしか聞けない話もありました。
シャモづくりの手順
シャモづくり体験の様子
「かつおめしづくり体験」では
参加者が切ったカツオの刺身を、女性部特性のタレに漬けてごはんにのせた、かつおめしを試食しました。
「家でつくるとこの味にはならないのでレシピを知りたい!」との質問に対し、女性部長は「日南の甘めの醤油とみりんを△:◇の割合で混ぜて、○分くらい漬け込むとこの味になりますよ。」と秘伝レシピを伝授されていました。
カツオを切っているところ
盛り付けている様子
そのほか、かつおの模型を実物の竿で釣り上げる「かつお一本釣り体験」などもあり、日南かつお一本釣り漁業の背景やかつおの美味しさを知ってもらう良い機会になりました。〇・△・◇の答えを知りたい方は、是非、次回の漁業体験広場に申し込み下さい。
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更新日:2024年11月05日