【南那珂】放牧研修会を開催しました!(令和8年1月)
令和8年1月、串間市において「南那珂地域放牧研究会」の主催による放牧研修会を開催しました。
会場となったのは、令和7年10月に新しく電気牧柵を設置したばかりの放牧場です。当日は、研究会員や管内行政機関の担当者など計10名が参加し、現場での実践を通じた有意義な研修となりました。
令和7年10月の放牧開始時の様子
令和8年1月の放牧の様子
電気牧柵の点検
設置から数ヶ月が経過した現場では、竹の倒れ込みやワイヤーのたるみが散見されました。これらを放置すると、竹と電気が流れるワイヤーの接触による「漏電」が起き、柵の防護機能が低下します。また、ワイヤーがたるんでいると、風に煽られて激しく揺れることによるワイヤーの劣化や緩んだ隙間から牛が脱牧するリスクも高まります。
研修では、参加者全員で放牧場を一周し、竹の撤去と合わせて、「簡易緊張具」という専用の器具を使ってワイヤーを張り直しました。作業後には電圧テスターを使ってワイヤーに流れる電圧を測り、正常な状態への回復を確認しました。このような日頃からの点検は、安全な放牧の実践には欠かせない作業であり、放牧の要であることを再認識する有意義な機会となりました。
竹の撤去の様子
ワイヤーに接触している竹を撤去
簡易緊張具を用いたワイヤーの補修
簡易的な移動柵設置の実演

管内初の実証として「クリップや工具を必要としない専用ポール」を用いた移動柵の設置実演を実施しました。県外では大型放牧地での移動牧柵や馴致(じゅんち)などで活用される資材ですが、当地域では「冬場の効率的な牧草管理」への活用を主に考えています。初めて扱う資材でしたが、短時間で設置でき、非常にスムーズな設営が可能であることが確認できました。
日頃の細やかな点検で放牧場の安全を守りつつ、こうした便利な資材や効率的な管理方法が現場の知恵として広まることで、放牧がより身近で持続可能なものとして発展していくことを期待しています。
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更新日:2026年02月25日