6月・11月は「災害に強い施設園芸づくり月間」です!

更新日:2023年11月02日

近年、台風や大雪等の災害により、多くの施設園芸が被害を受けていることから、農林水産省では、台風シーズン前の6月と降雪前の11月を「災害に強い施設園芸づくり月間」として定めています。

下記の資料を参考に今後の気象災害に備えて、日頃から点検や保守管理を実施し、被害防止に努めましょう!

台風・雪害被害の防止について(別紙1,2)

パイプハウス等においては、補強資材等(筋交い、タイバー、根がらみ、中柱、各部の有効的補強など)を有効な位置に取り付けることによりハウス構造の強度をアップさせることが可能です。

また、台風の襲来や、降雪の予想がある場合には、ハウス周辺の整備、ハウスの停電対策や破損・倒壊対策を実施し、被害を未然に防止しましょう。

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被災した場合の経営継続のために(別紙3,4)

農業者の皆様が自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、農林水産省は、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト(以下「チェックリスト」といいます。)」と「農業版BCP(事業継続計画書)」フォーマットを作成しています。


このチェックリストと農業版BCPは、

  • 自然災害等のリスクに対する備えの意識やMAFFアプリ(農林水産省アプリ)など自然災害等に係る注意喚起システムへの関心を高めてもらうこと
  • 台風被害等の軽減のための取組事例等(災害の教訓)の提供
  • 農業保険などセーフティネットへの加入の契機となること

を目的に作成されています。

※BCPとは・・・自然災害や感染症、大事故が発生した場合においても、中核となる事業を継続させたり、可能な限り短時間で事業を復旧させたりするための方法、手法などをあらかじめ取り決めておく計画のことです。

別紙3
別紙4

園芸産地事業継続対策事業について(別紙5)

自然災害発生に予め備え、災害に強い産地を形成するため、園芸産地における非常時の対応能力向上に向けた複数農業者による事業継続計画(BCP)の策定を支援します。

また、BCPの実行に必要な体制整備やBCPの実践に必要な取組として、災害に備えたハウスの補強・防風ネットの設置、停電時の被害防止に必要な非常用電源や大雪によるハウス倒壊を防ぐ融雪装置等の導入を支援します。

園芸産地

農業保険について(別紙6,7,8)

被災した場合の経営継続のために園芸施設共済や収入保険に加入することも日頃の備えになります。

加入されていない方は加入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

別紙6
別紙7
別紙8

参考資料

この記事に関するお問い合わせ先

農産園芸課
〒880-8501
宮崎県宮崎市橘通東2-10-1
電話番号:0985-26-7135
ファックス番号:0985-26-7338
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