【高千穂町】みやざき新価値創造マッチングプレゼン2022

更新日:2022年10月17日

高千穂町|持続可能なラナンキュラス産地を目指して

takachiho3

プロジェクトの概要

生産者の高齢化によるラナンキュラス産地の維持が危ぶまれるなか、町では担い手の確保を図るため、知識ゼロから独立営農を目指す研修制度「高千穂ファーマーズスクール」を令和4年4月に開講した。本町のラナンキュラス生産を稼げる農業として確立させ、研修生に対し確実に技術継承を行うことで、就農した研修生が次世代の指導者(就農コーチ)になる循環型の研修制度の構築を目指す。

課題

  • 生産者の高齢化が進む一方で、担い手の不足が深刻化している。特に中山間地という不利な条件にある本町においては、品質向上や出荷量維持のための新しい技術の導入や作業の省力化による高収益化が必須となっている。
  • 多くの作業は、生産者の経験則によって行われ、属人化している。また、研修生への技術継承は口伝や見様見まねであり、取得に時間を要している。先進農家の栽培技術やノウハウをしっかりと継承できるような仕組みを確立し、研修生の営農を早期に安定させる必要がある。

主な取りみ内容

  • 生産性や品質の向上に係る技術や仕組みの確立

品質向上と出荷量の増加のための生産技術を確立し生産者の所得アップにつなげるとともに、省力化につながる技術導入及び作業工程の可視化と見直しによる生産者の負担軽減を図る。

  • 研修生への効率的で確実な技術継承

属人化している農作業とノウハウを様々な方法で分析し利用できる形にすることで、研修生への技術継承を効率的かつ確実に実行し、就農後のいち早い安定営農につなげる。

目標

ラナンキュラスの魅力向上に向けた、就農コーチの技術継承ができる循環型研修制度の構築

連携したい企業の概要

連携したい企業

  • 花きの品質と単価の向上、収量アップの技術を有する又は開発できる企業
  • 作業工程の可視化や省力化のための技術を有する又は開発できる企業
  • 知識や技術を分析し様々な形で利用できるように再構築できる企業

期待する技術・専門性

  • ハウス内環境のコントロール
  • 品種や時期別の需要予測
  • 作業工程の可視化と省力化
  • 品質や収量を増加させる栽培技術
  • 技術やノウハウを誰でも再現できるようにするための技術等

期待する効果

  • 花きの高収益化
  • 農作業の省力化
  • 確実な技術継承

連携するメリット

提供できる情報、資源、環境

  • 実証フィールド(ほ場は町及び生産者が選定)
  • 生産者、関係機関の紹介及び実証に向けた協議

企業側の裁量

実証・導入した技術は企業の実績として使用可能であり、水平展開のツールとして活用可能

ranan1
ranan2

この記事に関するお問い合わせ先

農政企画課
〒880-8501
宮崎県宮崎市橘通東2-10-1
電話番号:0985-26-7123
ファックス番号:0985-26-7307
メールフォームによるお問い合わせ