生産性の向上と担い手育成に向けたほ場整備

更新日:2021年03月03日

 本県は、日本一早い超早場米の生産地として高く評価されてきました。今後、商品価値の高い売れる米作りを推進するとともに、米と地域振興作物を組み合わせた生産性の高い水田農業の確立を図ることが課題となっています。
 しかしながら、本県の37,000ヘクタールの水田のうち、整備済みの水田は14,568ヘクタールと整備率39.4%にとどまっており、全国平均の63.8%に比べて立ち遅れている状況にあります。(農林水産省農村振興局「平成26年度農業基盤情報基礎調査」)
 水田農業の生産性の向上や畑作物の導入を促進するとともに、担い手の確保を図るためには、水田の整備が前提条件となります。このため、水田のほ場の区画の拡大や汎用化などを総合的に実施するほ場整備を推進しています。

ほ場整備の効果

 ほ場整備による区画の拡大や農地の排水改良

上の写真が狭小で湿田化したほ場の写真があり、左下に2台の機械を使って稲刈りを行っている様子の写真に「大型機械によるコスト低減」と書かれてある写真、右下に「水田汎用化による転作や裏作」と書いてあり水田の風景が広がっている写真

整備地区の効果

 ほ場整備が完成した地区では、実際に担い手の経営規模が大幅に拡大しています。

ほ場整備完了地区事例
  • 生産コストの低減
  • 労働時間の短縮
  • 畑作物の生産が可能
  • ほ場条件の均一化
ほ場整備の効果

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