みやざきキャビア1983

更新日:2021年03月18日

「みやざきキャビア1983」が誕生するまで

1983年
「日ソ漁業科学技術協力年次計画」の一環として、旧ソ連から日本に送られたチョウザメ200尾を譲り受け、研究に着手
1991年
地方自治体の試験場として初めてチョウザメ(ベステル)の人工ふ化に成功!
2004年
国内初のシロチョウザメの完全養殖に成功!

しかし・・・

チョウザメの親魚から採卵できない、採卵が成功し稚魚が生まれてもすぐに死んでしまう等の理由で、数千尾の稚魚しか作ることが出来ないこともありました・・・。

藁にもすがる思いで文献を読みあさったり、海外のチョウザメ研究第一人者を始め著名な研究者の元を訪問して種苗生産技術を調査したり、研究に研究を重ねました。

2011年
シロチョウザメ稚魚の大量生産技術の確立!
独自の熟成方法によるキャビア製造技術の開発!
2013年
稚魚の生産技術の確立とキャビア製造技術の開発により、チョウザメ生産者が「宮崎キャビア事業協同組合」を設立し、本格的なキャビア生産を開始
著名なシェフへの試食及び評価などを繰り返し、独自の本格キャビア製造技術で「宮崎キャビア1983」が完成!

日本1のチョウザメ産地へ!

<チョウザメ養殖規模>

水産試験場内水面支場から生産者へ配布されるチョウザメ稚魚の尾数は、大量生産技術が確立する前の2009年から約4.5倍に増加!

<チョウザメ養殖経営体数>

チョウザメを養殖する経営体数は、2009年から約2.5倍に増加!