(第1例目 新富町) 宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの対応状況について

更新日:2022年12月13日

本ページでは令和4年度における宮崎県での鳥インフルエンザに関する総合的な情報を掲載しています。

発生農場の情報

県内1例目:新富町(採卵鶏 約16万羽)

経緯

  • 11月19日8時55分、当該農場において死亡鶏が増加した旨、家畜伝染病予防法第52条に基づく報告請求により判明したことから、宮崎家畜保健衛生所が農場立入検査を実施。
  • 同日11時30分、同家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
  • 同日14時00分、同家畜保健衛生所において、当該農場から持ち帰った検体について鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
  • 同日15時00分、宮崎県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部を設置
  • 同日18時00分、第1回防疫対策本部会議を開催
  • 11月20日1時00分、同家畜保健衛生所における確定検査(PCR検査)の結果、H5亜型の遺伝子が確認され、この結果を農林水産省に送付したところ、同日4時00分に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。同時刻、防疫措置を開始。
  • 同日7時00分、自衛隊に災害派遣を要請。
  • 11月21日9時00分、約13万2千羽を殺処分。
  • 同日15時00分、約14万5千羽を殺処分。
  • 同日20時25分、全ての鶏の殺処分を完了。
  • 11月22日18時00分、当該農場の防疫措置完了。
  • 11月24日17時00分、疑似患畜から検出されたウイルスがH5N1亜型であることが確認され、高病原性鳥インフルエンザの患畜であると判定。
  • 同日17時00分、疑似患畜の確認を受けて実施した「発生状況確認検査」において臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。
  • 移動制限区域内の農場を対象として実施した「清浄性確認検査」において、臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。
  • 検査結果に基づき、12月7日14時00分をもって発生農場から3~10km以内の搬出制限区域を解除。併せて消毒ポイントの一部を終了。
  • 12月14日(水曜日)午前0時(令和4年11月22日の防疫措置完了から21日経過後)発生農場を中心とする半径3km以内の移動制限区域を解除。併せて消毒ポイントを終了。

動員

(1)動員

第1班255名(自衛隊127名、県97名、団体等31名)

第2班208名(自衛隊73名、県105名、国5名、団体等25名)

第3班207名(自衛隊78名、県129名)

第4班135名(県117名、団体等18名)

第5班137名(県112名、国9名、団体等16名)

第6班90名(県90名)

第7班90名(県90名)

(2)掘削、埋却等高鍋地区建設業協会

(3)この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施

移動制限区域の解除及び消毒ポイントの終了について

12月14日(水曜日)午前0時(令和4年11月22日の防疫措置完了から21日経過後)発生農場を中心とする半径3km以内の移動制限区域を解除。併せて消毒ポイントを終了。

関連情報

その他

(1)我が国ではこれまで家きん肉、家きん卵を食べることにより、人に感染した例は報告されていません。

(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いします。

(3)今後とも、本件に関する情報提供に努めてまいりますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

畜産局 家畜防疫対策課
〒880-8501
宮崎県宮崎市橘通東2-10-1

1号館5階
電話番号:0985-26-7139
ファックス番号:0985-26-7329
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